黒褐釉 鍔付壺|特選画廊|ヨコタ博物館

黒褐釉 鍔付壺

タイ、チェンマイ近くのサンカンペンの町の窯で焼かれた陶磁です。13世紀頃から始まり、17世紀まで続いたとされています。サンカンペン陶磁は主に小さな壺や皿が多いことが特徴です。平底で、粘土は灰白色で小さな黒い砂と白い砂を含んでいます。この壺は15世紀から16世紀に焼かれたものと思います。高さは23.8センチあり、サンカンペンとしては大きな方の壺といえます。