ラフ・シュレー族の女性用上着|特選画廊|ヨコタ博物館

ラフ・シュレー族の女性用上着

黒いラフ族と呼ばれ、女性の、黒地に白の重ね縫いでトリミングしたチュニック式の 衣装が特徴です。前立て、脇スリットや胸、裾などの白くみえる縁取りは、細い布を 1〜2mmずつずらして重ね、細かい針目で刺したものです。ラフ族は元来チベット や中国の四川、雲南省に住んでいたチベット・ビルマ族で、タイ領内の総人口は約6 万人です。創造主としての単一神を信仰すると同時に、自然界の万物に宿る多数の霊 をも信仰しています。