ヤオ族の男児用(左)と女児用帽子(右)
ヤオ族は道教や漢字の文化など、中国の風習を数多く取り入れ、刺繍を得意とする山岳民族です。左は男児用帽子、右は女児用帽子です。木綿にアップリケや刺繍をほどこし、赤い羊毛を頭頂につけます。これは、人間の赤ん坊を狙っているとされている悪霊の目を欺くため、男の子にも女の子にも鶏にみえるような帽子を被らせる慣習があるためです。
ヤオ族は道教や漢字の文化など、中国の風習を数多く取り入れ、刺繍を得意とする山岳民族です。左は男児用帽子、右は女児用帽子です。木綿にアップリケや刺繍をほどこし、赤い羊毛を頭頂につけます。これは、人間の赤ん坊を狙っているとされている悪霊の目を欺くため、男の子にも女の子にも鶏にみえるような帽子を被らせる慣習があるためです。