タイ・カンボジアの陶磁器・民族衣装など歴史的遺産の宝庫・ヨコタ博物館

ヨコタ博物館では、講演会やイベントを通して、東南アジアの文化交流活動を行っています。なかでも東南アジアの伝統楽器の演奏会は特に人気の催し物となっておりま

また、常設展示とは別に、インドネシアやインドなどタイ・カンボジア以外の東南アジアの国々の仏像や曼荼羅・楽器など、多岐に渡る収蔵物から数十点を選び、テーマを決めた特設展示を定期的に行っています。

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バンチェン遺跡は、タイ・ウドーンターニー県・ノーンハーン郡にある古代文明の遺跡。ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。バンチェン遺跡では土器を中心に動物の骨なども見つかっており、黄河文明・メソポタミア文明とは違った、東南アジア独自の文明として注目を集めています。土器には独特の渦をもった幾何学模様をもつものがあり広く知られています。当初、紀元前4600年ぐらいのものという説がありましたが、これに否定を唱える学者がいたことで、発掘物の炭素検査を行いました。その結果、現在では紀元前2000〜1000年のものと推測されています。発掘により分かったことはバンチェンでは、そのころ稲作や豚などの家畜が行われ、ガラスや、青銅器・鉄器などが使われていたということです。今回は青銅器・鉄器、玉、土偶など、バンチェン遺跡の広範囲にわたる文物を特別展示しました。